「休みを取る力」も大事なスキル

気持ちの問題

なかなか取れない有給休暇

退職まで残り約1ヶ月。

同じタイミングで退職する人達の中には、2月から有給休暇を消化し始めた方も少なくない。

私は勤続20年以上で、年間の有給休暇は20日間。

昨年は6日間しか有給休暇を取得していませんので、暦年の持ち越し分を合わせると40日間の有給休暇を取得できます。

今の会社に入ってから20年間、定年退職される先輩方が、3月の退職を前に、1月頃から有給休暇を消化し始められるのを見てきましたので、自分が退職する時にも、完全消化には至らずとも、もう少し消化できるのかな、と思っていました。

今のところ、退職することを理由に消化した有給休暇は今年の1月にフォークリフト技能講習を受講するために消化した2日間のみ。

数日前には上司から、「休んでいいよ」と言われたものの、一時的にでも仕事を引き継げる相手がいないこともあり、なかなか休みにくい状況です。

とは言え、このまま全く有給休暇を取らずに退職するのは何とも悲しい。

言葉は悪いですが何だか損をする気分にもなりますから、3月には頑張って有給休暇を取っていきたいと思っています。

「頑張って」有給休暇を取っていきたい

この言葉に、私が今の会社を辞めることになった理由の一つが現れているなぁと思います。

頑張らないと退職前の有給休暇も取れないのか…。

全て会社や上司のせいだという訳でも、早期退職するのだから特別な配慮をして欲しいという訳でもありません。

私自身の「休みを取る」というスキルが低いのだと痛感しています。

「ちゃんと休む力」をつけるために

私にとって「ちゃんと休む力」は、今後の大きな課題の一つです。

新しい会社で働き始めてもそれは同じこと。

もちろん、会社や組織の一員として働き、その対価として給与をもらう以上は、自分のことしか考えず好き勝手に休みを取っていいはずがありません。

それができる、ある意味強いメンタル=休む力が高い、と思っている訳でもありません。

しかし、少なくとも、今まで私が抱えてきた(現状も抱えている)ような「思うように休みが取れないことへの不満」が、仕事や会社に良い影響を与えることはありません。

結局のところ、自分が担当する業務の状況や周りの人たちの仕事の状況を見ながら、頼り、頼られながら仕事と休みを両立させていけるかどうかなんだと思います。

私の場合「休みを取る能力」を付けるための第一歩は、

まず、人を頼って休んでみること

だと思っています。

きっと、私一人が数日間休んだとて、会社の業務は問題なく進んでいくでしょう。

それを私自身が実感し、頼らせてくれた人に感謝の意を伝えればそれで充分なんだと思います。

特に、今の会社にいる残り1ヶ月間は、ある意味試験的に、休みを取る能力を付けていく練習ができる期間だと気が付きました。

モヤモヤとした不満を不満のまま終わらせるのではなく、自分自身の「休む力」のスキルアップに繋げていくことにします。

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