セミリタイアをする上で、生活防衛資金(当面の生活費)を準備しておくことはもちろん大切だと思いますが、併せて気掛かりなのが子供の教育にかかる費用です。
私は来年の春には今勤めている会社を早期退職し、ダウンシフトした働き方をしながら、やりたいこと、チャレンジしたいことに時間を使っていきたいと思っています。
とは言え、我が家には中学校3年生(兄)と中学校2年生(妹)の育ち盛りの子供たちがいますので、教育にかかる出費は「これからが本番」という時期です。
当然ですが、2人の子供は私にとってはかけがえのない宝です。
その2人の教育にかかる費用について考えていることを紹介します。
子育てが終わるのを待てないのか
子供たちの教育にお金が掛かり始める時期ということもあって、この数年で今の会社を辞めること自体が道徳に反することのように感じることもあります。
妻は、私がダウンシフトの転職をしたりセミリタイアをすることについては理解をしてくでれていますが「子供たちが大学に行くまでは出来るだけ安定した収入を維持して欲しい」と言うのが本音だろうと思います。
しかし、2人子供たちが大学や専門学校を卒業して経済的に独り立ちできるようになるのは、少なくとも7〜8年後のことです。
その頃の私は50歳代前半…(;´д`)
新しいことにチャレンジするのに遅すぎるということはないと思いますが、私がセミリタイアを目指すことになったのは「40歳代をどう過ごすのか」という思考から始まったもの(過去記事「セミリタイアを目指す理由①」)です。
また、単に楽をしたいから今の会社を辞めたい、という訳ではありません。
現状に留まっておくことのほうが楽な部分も沢山あるということはわかっていますが、現在地にいたのでは自分自身に進歩が臨めない、将来こうありたいという自分自身の姿が描けない。
そんな私の気持ちを妻は理解してくれているのだと思います。
義理の母や私の両親も頭ごなしに私の考えや思いを否定するようなことはなく、割と楽観的に見守ってくれています。
そのような環境に恵まれているから言えることなのかもしれませんが、「行動せずに後悔したくない」ので、子育てを理由にセミリタイアを先延ばしにはしないつもりです。
確保している教育資金
「新しいNISAの活用に向けて」という記事でも紹介しましたが、今の我が家の保有資産のうち約1,250万円を教育資金として確保してます。
この金額は、現在の保有資産のうち、いくらまで新NISAに入金できるのか(運用資金の金額)を決めておくために計算したものです。
投資をする上では、まず生活防衛資金を確保する必要があると言われていますが、生活防衛資金と同様に、子供たちの教育資金を確保しています。
1,250万円の内訳は、
- 子供達名義の預金口座に入っている現金330万円
- 段階的に入ってくる学資保険約920万円
です。
子供たち名義の口座に入っている現金は、親族から頂いた各種お祝いやお小遣い、お年玉の一部を預金していたものです。
学資保険については次項で詳しく紹介します。
学資保険の成功例と失敗例
学資保険のうち、600万円分の保険料の支払いは既に終わっています。
特に、支払いが終わっていない学資保険が、成功例と失敗例に分かれましたので紹介します。
保険会社 | 保険料 | 満期(年齢) | 満期学資金 | 払込額との差 | |
①兄名義 | か○ぽ生命 | 約284万円を払込済 | 令和7年(兄17歳) | 300万円 | +16万円 |
②妹名義 | か○ぽ生命 | 約281万円を払込済 | 令和8年(妹16歳) | 300万円 | +19万円 |
③兄名義 | 日○生命 | 月額8,103円 | 令和13年(兄22歳) | 189万円 | −17万円 |
④妹名義 | ソ○ー生命 | 月額6,174円 | 令和9年(妹17歳) | 140万円 | +14万円 |
失敗例と言うのは失礼かとも思いましたが日○生命さんの契約は
- どうやったって払込額と学資金との差額がマイナスになる (´∀`; )ドウシヨウモナイ
- 満期が、通常社会人としての第一歩を歩み始める年齢である本人22歳の年に設定されており、最も教育資金が必要であろう大学等進学時に学資金を受け取ると払込額との差額が大きくなる∑(゚Д゚)ナンデ⁉︎
という内容なので、私としては失敗だったなと思います。
もちろん「病気や怪我の補償が付いている『保険』なんだから、当然と言えば当然の契約内容」と言うことを理解せずに入ったこと自体が失敗だったと言うことですm(_ _)m
一方、ソ○ー生命さんの契約は本人17歳(高校3年生、払込総額訳126万円)の時に、満期学資金140万円を受け取ることができ、多くを語らずしても成功と言える選択です (´ε` )
か○ぽ生命さんの分については、今更ながらジュニアNISAをしておけばもっとリターンが大きかったんだろうと思いますが、そんな想像をできるようになったのも、セミリタイアを志し、投資や資産形成のことを学び始めたおかげだなと思いますd( ̄  ̄)ヨシトシマショウ
40歳を過ぎたいいオジサンになった私でも、「来年、再来年には、今とは全く違うことをして生きていたい( *`ω´)」と思いながら生きている訳ですから、子供たちの将来は未知数です。
ときどき私は、子供たちのことを「のびしろ君」とか「のびしろちゃん」と呼んだりします。
大切な我が家の「のびしろ」達にかかるお金のことは丁寧に計画を立てていくつもりです٩( ‘ω’ )و
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